書籍『遠野キュイジーヌ』
『nondo』代表そして『とおの屋・要』オーナーシェフである佐々木要太郎のノンフィクション本。
佐々木 要 太 郎 (ササキ・ヨウタロウ)
1981 年岩手県遠野 市生まれ。農薬や肥料を使わず自然栽培で育てる「米農家」。国内外から絶賛される「どぶろく醸造家」。独自の技法で素材に魔法をかける凄腕の「発酵料理人」。その料理とどぶろくが評判を呼び、一般客の みならず、国内外のシェフ、ソムリエ、蔵元などが訪れ、予約の取れない宿に。
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世界が注目。
3つの顔を持つ料理人のすべて。岩手県遠野にある古民家オーベルジュ「とおの屋 要」が今、熱い視線を集めている。
訪れるのは国内外の一流シェフ、著名ソムリエ、名だたる日本酒の酒蔵など。「とおの屋 要」の主、佐々木要太郎は3つの顔を持っている。
絶滅寸前だった在来米「遠野一号」を復活させ、無農薬無肥料の自然栽培で育てる「米農家」。名だたる酒蔵、著名ソムリエをうならせる「どぶろくの醸造家」。
とおの屋自家製のどぶろくは海外の有名レストランにも輸出され、スペインの世界的レストラン「ムガリッツ」では、どぶろくのためにコースが作られている。
そして、独自の技術で素材に魔法をかけるスゴ腕の「発酵料理人」。三つ星シェフをはじめ、一流シェフたちがその料理を目当てにひっきりなしに訪れる。
遠野という大地、気候、土地の菌、自然と向き合いながら、生産から加工、料理まで、妥協を許さず仕事をこなす佐々木要太郎が、注目されている仕事のすべてと哲学を、美しいビジュアルとともに初めて明かす。