権化 MO CHUISLE 525ml
『権化 MO CHUISLE 』
2022年以来の蔵出しとなります。権化MO CHUISLE セカンドロット!香りは穀物ならではの甘みを感じさせますが、口に含めると、はじめの甘さはさっと消えるように、後から突き抜けるような心地良い酸が追いかけてくる。この酸味は、いったい何から来てるの?ワイン?と錯覚してしまう。
「酒」なのだから、ワインのような酒なら、ワインを飲めば良いんじゃない?そんな会話が先日のとある食事の席で盛り上がりました。すると佐々木が「仰る通りです。そうなんです、ワインを飲んだら良いんです!」と‥
そもそも権化シリーズを作るきっかけとなったのは、私達の土地を表現する為には、米の味が必要不可欠。
米の味って白米の事?
佐々木は言います。
「いや違う。米の味って赤糠、米糠なのよ。多くの栄養成分で米糠が精白米の10倍〜40倍もの量を含んでいるから、米糠使わずして米の足・その土地の味の表現は無理なんだ。」
その土地を表現するワインの作り手は、原料である葡萄から作り、ワインを醸す。今だから、酒蔵が米農家も兼任し米作りから行っている酒は少数あるが、原料である米を100%自分達で作りその米で酒を醸すという先駆けは私たちであるという自負が佐々木にはある。
そんな佐々木を筆頭に米作り・酒造りをする私たちのモットーには「お米の可能性を追求する」が一つにある。この権化シリーズは、米糠までも醸した、まさにお米のほとんどを使用した酒になる。そして原料が米でありながらもワインのような味わいを表現できるという、一つのお米の可能性を広げる酒となっています。
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「ヴァンジョーヌ?」
「これとても美味しいワインだね。アルザスのワイン?」
そんな例えをされるソムリエさんや、お客様達も多くいらっしゃる位に、お米からできていると言う事を、良い方に裏切ってくれるお酒。
ほのかに残る甘味に、膨よかな酸のボリューム感。アルコールと自然の乳酸が溶込みとてもバランスの良い液体に仕上がっています。
贅沢にも強制的な圧搾はせず、自然の力だけで滴り落ちる液体のみを詰め込んだ、とても贅沢な1本。
【商品情報】
原材料...米(国産)・米糠(国産)・米麹(国産)
内容量…525ml